私は2020年度春オーストラリアインターンシップに参加しました。
プログラムの詳細は

・期間：5週間

・内容：語学学校（３週間）

インターンシップ（２週間）＊コロナウイルスの影響で二日はやく切り上げ

・滞在先：オーストラリアシドニーのホストファミリーの家

となっています。

【語学学校について】

はじめの3週間はシドニーの語学学校Universal English Collegeにて英語を学びました。朝の8時45分から午後の1時45分まで授業があり、そのあとに参加自由のクラスが1つ用意されているという時間割でした。クラスは五つのレベルに分かれており、個人の実力にあったクラスで受けることができました。私は上から2番目のクラスに参加しましたが、ブラジル、トルコ、タイ、韓国、日本と様々な国から生徒が集まっており、日本の授業形態と異なった主体性のあるクラスで、日本で何年も英語を学んできたとはいえ、特にスピーキングやリスニングなどはたくさんより効果的に身に着けることができるのではないかと感じました。

【インターンシップについて】

最後の2週間はJAMS.tvという日本の企業さんでインターンシップをさせてもらいました。日本とオーストラリアの旅行団体や地方自治体などのインバウンド・アウトバウンドのお手伝いを主な仕事にされている、こちらの企業さんでのインターンシップは、国際交流に興味を持つ学生にとって非常に勉強になると感じました。また、ワーキングホリデイの制度を利用して、働いている方も多いため、それらの取り組みを視野に入れている学生　にとっても勉強になると思いました。2週間という短い間でしたが、インターンシップすらはじめてで右も左もわからない自分に対して、社会人とはなんたるかという基本的なことから、お仕事の手伝いまで経験させてもらい、多くのことを学ばせてもらいました。コロナウイルスの影響で最後の三日間は在宅業務となり、最後の二日はプログラムを切り上げるという残念な結果となってしまいましたが、帰国の際も社員の方が空港までつきそってくださったり、社長がお電話いただいたりと、本当にお世話になり、こちらの会社の温かさを感じました。

【滞在先について】

ホームステイ先はインドネシア出身のお母さんとハンガリー出身のお父さん、そして8歳の息子さんの家庭に5週間お邪魔しました。お父さんはお仕事が忙しくあまりお話できませんでしたが、お母さんと息子さんとは一緒にポケモンゴーやウノをして遊ぶなど、とてもフレンドリーに接して頂いて楽しく過ごすことができました。料理も大変美味しいインドネシア料理を振る舞ってくれてとても幸せでした。オーストラリアでの生活はたったの5週間でしたが週末は動物園でコアラやカンガルーと触れ合ったり、ボンダイビーチやブルーマウンテンを訪れたりと、満喫することができました。様々な国の人々が住んでいるので、食文化も多様でマレーシア、インド、日本、中華、タイなどアジア料理が至るところにあり、食べるものには困りませんでした。中華街やアジアンマーケットも多数あり、とても面白い街でした。治安も良く、人々も寛容で生活しやすいところでした。

【後輩に向けて１言】

もしも、将来、国際交流に関わるお仕事や日本と他の国の架け橋となるような仕事をしたいと考えている方は勉強になるので是非参加してみると良いのではないかと思います。また、私自身もそうでしたが、まだ将来設計がしっかりとできていない人でも海外で働くことに興味があったり、英語が好きで仕事で使ってみたいと考えている方は、きっと進路を決めていくための一歩となると思うので、参加されてみてはいかがでしょうか。