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あなたと金沢大SGUYOU & KU-SGU

日本人学生 × 金沢大SGU

人間としての自己を磨き,専門人としての自己を磨き,
グローバル社会で活躍する「金沢大学ブランド」の人材へ。

*SOLTILO Global Internship Program(カンボジア)*
人間社会学域経済学類

三宅 悠月 さん

学生15人でSOLTILO ANGKOR FCというカンボジアのサッカーチームでU12のトライアウトのイベントを開催しました。営業班、集客班に分かれて、0の状態から1つのイベントを作り上げました。私は営業班に所属し、目標を200ドルに設定して活動しました。準備期間は本当に成功するのか、不安で苦しいことの方が多かったですが、結果、物品提供含め、300ドルを超えるお金を集めることができました。イベント本番は、カンボジアの子供たちと、ふれあい、子供達の笑顔が見れ、今まで自分がやってきたことは間違っていなかったと確信することができました。

 

私は営業班のなかで寄附金を担当していました。カンボジアの年収などを考慮すれば、1ドルの価値はかなり大きいはずなのに、「日本人の君たちがカンボジアのために頑張ってくれるのが嬉しい」と寄付してくださるカンボジアの方がいて、その気持ちに対して返せるものはなんだろう?と苦しみ、涙が出ました。そこで、寄附していただいた方に、この寄付が何に使われるかを丁寧に説明することを心がけ、少しでもその感謝を伝えられるようにしました。この1週間で寄付とは、ビジネスとは、人とのつながりとはなんなのかと毎日考え続けていました。また、厳しい挑戦の中、仲間に助けられ、チームで活動する力も強く感じた活動でした。この留学は全国7大学から学生の参加があり、様々な夢を持った人と活動できたのも楽しかったです。営業での心持ちや、仕事に対する責任感と恐怖、それを超える達成感、現在ある企業に対しての尊敬など、今振り返ると、就活観にかなり影響を与える経験ができました。

 

私は今まで短期留学で様々な国を訪れました。なぜ、私は海外にいくのか。気づいたのは、″海外留学の醍醐味は、人に出会い、その価値観を知ること″だということです。生まれた土地も、育った環境も違う人の新しい考えを知ると、生きている世界が広がります。そして、共感する部分に喜び、世界のつながりを感じます。その経験が私の人生の財産になると考えています。そんなの綺麗事だと思うかもしれないけど、そんな綺麗事のような体験ができるのが留学です。留学を支えてくださる、全ての方々と今ある環境に感謝し、これを読んだ方が一歩を踏み出すきっかけになれたら良いなと考えています。

(掲載日:2020年3月17日)

 

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