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日本人学生 × 金沢大SGU

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*KU-SGUタンデム企画に参加*
理工学域数物科学類/人間社会環境研究科

寺尾 皓/エブヌ・マライニーン さん

KU-SGU Student Staffが実施する「KU-SGUタンデム企画」は、日本人学生と外国人留学生が1対1のペアになり、言語交換や異文化交流を通じて複数対複数での交流よりも親密な関係を築くことを目的としています。

2021年4月から半年間にわたり行われた第1回プレ運用に参加した、寺尾皓さんとエブヌ・マライニーンさんにお話を伺いました。

 

―このたびは、KU-SGUタンデム企画(以下、タンデム企画)に参加していただきありがとうございました!最初に聞きたいのですが、モーリタニア出身のマライニーンさんは日本、さらには金沢大学を学びの地として選んでいますが、どのようなことが決め手だったのでしょうか?

マライニーン:もともと日本の独自の文化に興味があり、なかでも金沢は第2の京都と呼ばれており、金沢であれば伝統的な日本文化を自分の目で見て体験できると思ったからです。

―なるほど、日本に来る前から日本文化に興味があったのですね。では、次にお二人にお聞きしたいのですが、お二人はなぜタンデム企画に参加されたのですか?

寺尾:高校では留学生と交流するといった機会がなかったので、そのような経験をしてみたいと思っていました。また、将来的に長期留学をしたいので、ここの企画に参加することが英会話練習の良い機会となるのではないかと思い、応募しました。

マライニーン:私は日本語を教えてもらい、かつ日本での滞在をより価値あるものにする日本人の友達が欲しいと思い応募しました。

―素敵ですね!実際にタンデム企画を通して予想通りの結果が得られましたか?

マライニーン:はい、思った以上のものが得られました。毎週私たちはプライベートで会っていまして、近江町市場など、金沢市を観光しています。金沢のほぼすべての観光スポットを制覇しました。皓(アキラ)は日本語や日本文化も教えてくれます。私が一人だったら成し遂げられなかったことですし、日本人学生と関わることは留学生にとって、日本での滞在や文化に慣れるための一番の近道だと感じました。だから、アキラにはとても感謝しています。この経験を通して、私たち二人は本当にいい友人関係を築くことができ、いつも話が尽きません。

寺尾:僕も同感です。僕は4月に金沢に来たばかりなので、金沢について学ぶことは僕にとっても有意義な経験です。どこかへ出かけるとき、いつもお互いの考えをシェアするのですが、それが僕にとってとても価値のある経験になっています。これは、高校ではなかなか味わえない機会です。今では、マライニーンさんと過ごす時間は大学での勉強のちょうどよい息抜きになっています。

―私もお二人はとても仲が良いように印象を受けています。どうやって親友のような関係になったのでしょうか?

マライニーン:私はこの企画をカジュアルな友人を作るためのものとして捉えています。実際に私たちが初めて会ったとき、アキラは「一緒にトマトを植えよう」と私を家に招いてくれました。最初はとても驚きましたが、今思えば彼のフレンドリーさが私たちの距離を縮めるきっかけを作ってくれたと思っています。

寺尾:僕としては、日本文化という共通の関心があったのが良かったのかなと思っています。だから、僕たちが金沢の観光地へ一緒に行くときはいつでも、お互いが心から楽しむことができています。

―参加者がタンデム企画を通して得られることはどんなことだと思いますか?

マライニーン:たとえ言語に多少の壁があったとしても、会ったことのない人や文化の異なる人と話すことで、今後知らない人とも話す際により自信を持つことできるようになると思います。この経験はアキラにとっても海外留学するときに大いに役立つ財産になると私は信じています。

寺尾:本当にその通りだと思います。僕自身この企画に参加して、海外留学に対してより前向きに考えることができるようになったと感じています。彼とはこの企画を通じて親友になることができ、彼と話す中で楽しんで英語の勉強ができていますし、これからもこの関係を続けていきたいと思っています。

―タンデム企画に満足していただいているようで私たちもとてもうれしいです。最後にタンデム企画に興味がある学生の皆さんにメッセージをお願いします!

マライニーン:留学生にとっては日本人学生と友達になることができ、さらに日本の文化を知るチャンスです。勇気を出して一度パートナーに会ってみれば、お互いの趣味や関心がわかって、共通点も見出せると思います。

寺尾:留学生と仲良くなりたい方には本当におすすめです。コロナ禍ではありましたが、KU-SGU Student Staffの方々のおかげで僕たちが満足に交流できるよう、オンラインでの顔合わせやフォトコンテストなどパートナーと仲良くなれるような機会を提供してくれました。英語を話すことに苦手意識を感じている人もいるかもしれませんが、まず相手と話そうとする姿勢が最も重要だと思います。パートナーと楽しく話すことができれば、自然ととても良い友人関係になっていくだろうし、英語力もどんどんアップするはずです。

 

(2021年8月 取材・編集:KU-SGU Student Staff 人間社会学域4年 北村茜、理工学域1年 中山陽斗)

KU-SGU Student Staff

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