10月10日から11月6日の日程で,JICA北陸・金沢大学課題別研修「中米 地域資源としてのマヤ文明遺跡の保存と活用」コースがスタートしました。
10月10日,グアテマラ,エルサルバドル,ホンジュラスの3か国における行政官や世界遺産の担当考古学者ら,研修員7名が,人間社会3号館にて開講式に出席し,続いて山崎光悦学長を表敬訪問しました。
同コースでは,研修期間中,金沢大学を拠点として,日本やアジアの国々における文化遺産の保存と活用法を学ぶとともに,東京,京都,奈良の文化財研究所や関連施設などを視察します。また,11月7日から11月20日には,人間社会研究域附属国際文化資源学研究センターの中村誠一教授が研修員らとともにグアテマラへ赴き,ティカル国立公園文化遺産保存研究センターにおいて在外補完研修を行う予定です。このコースを通して参加者が得た経験を積極的に活かしながら,自国での活動に取り組むことが期待されます。