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WHOコラボレーティングセンター指定記念式典を挙行

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4月21日,十全講堂において,「WHOコラボレーティングセンター指定記念式典」を挙行し,学生や教職員ら約750名が参加しました。

WHOコラボレーティングセンターとは,世界保健機関(WHO)と協働してWHOの展開するプログラムを実施する組織で,国内では34機関が指定されています。本学が今回指定を受けたのは肝がんと肝炎対策の分野で,肝がん対策での指定は世界初,肝炎対策での指定は世界で4番目となります。

式典では,医薬保健研究域長の金子周一教授のあいさつに続き,WHO西太平洋地域事務局の申英秀(シン・ヨンス)事務局長が式辞を述べ,本学が平成26年からWHOの肝がん・肝炎対策に携わってきたことを紹介しました。その後,山崎光悦学長から「WHOコラボレーティングセンターの指定はこれまで取り組んできた肝炎対策などの活動が認められたものだと認識しており,今後さらにWHOとの連携協力を発展させることを固く決意する次第であります」とあいさつがありました。また,竹中博康石川県副知事,山野之義金沢市長,小野俊樹厚生労働省健康局肝炎対策推進室長から祝辞が述べられました。

式典に引き続き,申事務局長が記念講演を行い,地域事務局長任期中の経験や日本とWHOが連携する重要性などを語りました。また,講演後は,本学の学生と申事務局長との間で「将来WHOで働くために学生のうちにできること」などについて,英語による活発な質疑応答が行われました。

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